Q.01  定款とは何ですか。

Q.02  資本金とは何ですか。

Q.03  会社設立のときの資本金の最低額はいくらからですか。

Q.04  会社設立のとき、資本金を払込む方法を教えてください。

Q.05  払込みは一括でしなければならないのですか。

Q.06  払込みは現金のみでしなければならないのですか。

Q.07  取締役には誰でもなれるのですか。

Q.08  役員の任期は何年ですか。

Q.09  会社の謄本は誰でも取得できますか

Q.10  印鑑証明書を取得するときは何が必要ですか。

Q.11  商法から会社法になったことにより、改正点を教えてください。


定款とは何ですか。

一言で言えば組織活動の根本規則です。発起人となる人はこの根本規則を自由に定めることができます。
定款の根本規則と就業規則とは異なりますので、別途、就業規則を作ればそちらはそちらで有効となります。
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資本金とは何ですか。

資本金とは会社が保有する資産の中で、株式の発行などによって、調達されたお金のことを指します。
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会社設立のときの資本金の最低額はいくらからですか。

商法改正により、現在の会社法では1円から設立できます。しかし1円の場合でも登録免許税は15万円かかります。
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  会社設立のとき、資本金を払込む方法を教えてください。

発起人代表の通帳に入れるのが通常ですが、発起人でも設立時取締役でもよいとされています。ただし、複数人の通帳に別個に入れるのは認められません。
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払込みは一括でしなければならないのですか。

同じ通帳であれば複数回に分けても認められます。会社設立時までに、全額振り込まれていれば問題ありません。

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払込みは現金のみでしなければならないのですか。

現物出資という形で車や不動産、その他の財産を払込みとしてすることもできます。しかし、500万円以内だと原則的に裁判所の選任した検査役の調査が必要とされます。その財産の価格の適正さを確保する趣旨です。
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取締役には誰でもなれるのですか。

取締役の欠格事由があります。以下に該当する者は取締役になれません。

1.法人
2.成年被後見人、被保佐人
3.会社法系の犯罪(証券取引法、金融商品取引法)刑の執行を終えた日から2年を経過していない者
4.一般犯罪により刑の執行中の者(執行猶予者はなれます)

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役員の任期は何年ですか。

取締役の任期は2年が原則ですが、定款で10年まで伸ばすこともできますし、短縮もできます(公開会社でない会社)。

監査役の任期は4年が原則ですが、定款で10年まで伸ばすことができますが、短縮はできません(公開会社でない会社)。

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会社の謄本は誰でも取得できますか。

誰でも取得できます。法務局に行き、申請書に記載すれば1通1000円で取得できます。法務局は全国どこでも取得できます。
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印鑑証明書を取得するときは何が必要ですか


原則的に会社の実印が必要ですが、印鑑カードを持っていけば実印を押印する必要がなく、申請書に記載するだけで取得することができます。法務局は全国どこでも取得できます。 
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商法から会社法になったことにより、改正点を教えてください。

役員の任期、有限会社の撤廃、会社設立時の資本金の額がいくらでもできるようになったことが、最大の改正点です。
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